以下のSwitchBotカメラは、RTSPおよびONVIFプロトコルを使って、Home Assistantなどのサードパーティプラットフォームに接続することができます。
見守りカメラPlus 3MP
見守りカメラPlus 5MP
ご利用にあたっての注意点
1. 公共ネットワークでの使用は推奨しません。信頼できるローカルネットワークで使用し、Wi-Fiネットワークが暗号化されていることを確認してください。
使用する前に
1. SwitchBotアプリでカメラ用アカウントを作成してください。安全性の高い、複雑なユーザー名とパスワードを設定し、SwitchBotアカウントとは異なるものを使用することをおすすめします。
2. カメラアカウントが有効になっていることを確認にしてください。
3. カメラのIPアドレスを確認する
Home Assistantなどのサードパーティープラットフォームにカメラを追加するには、カメラのIPアドレスが必要です。IPアドレスは通常、ホストルーターから割り当てられます。ホストルーターのDHCPリストまたはSwitchBotアプリのカメラ設定画面>Wi-Fi設定からIPを確認できます。
4. 同じネットワークに接続されていることを確認
パソコン、Home Assistant、カメラがすべて同じWi-Fiネットワークに接続されているか、またはカメラのパブリックIPとポートにアクセス可能な状態であることを確認してください。
ステップ1:SwitchBotアプリでカメラアカウントを作成する
1. ホーム画面で対象のカメラをタップし、プレビュー画面に進みます。
2. プレビュー画面の歯車アイコンをタップしてカメラの設定画面を開きます。
3. 詳細設定から「カメラのアカウント」をタップして、他のプラットフォームでログインするためのアカウント(ユーザー名とパスワード)を作成します。
ステップ2:Home Assistantにカメラを追加する
ONVIF(Open Network Video Interface Forum)とRTSP(Real Time Streaming Protocol)は、監視カメラやストリーミング用途で広く使用されているプロトコルです。
SwitchBotカメラは、RTSPプロトコルを使って映像と音声のライブ配信が可能です。さらに、使用しているHome AssistantやPCがONVIFに対応する場合、パンチルト操作などのカメラ制御機能も利用できます。
オプション1:RTSP+ONVIFプロトコルを使用する(例:Home Assistant)
1. Home Assistantをパソコンで起動します。
2. HomeAssistantのメニューの「設定」>「デバイスとサービス」>「統合を追加」をクリックします。
3. 「ONVIF」または「汎用カメラ(Generic Camera)」を検索して選択します。
4. 「ONVIF」を選択する場合:
- a.カメラの IP アドレスを確認します。
- b.ユーザー名/パスワードを入力します((SwitchBotアプリで作成したカメラアカウント情報)。
5. 「汎用カメラ」を選択する場合:
- a.RTSP アドレスを入力します。URL の形式はrtsp://[IPアドレス]:[ポート]/[ストリームパス]です。
例:rtsp://192.168.1.100:554/live0(メインストリーム:live0、サブストリーム:live1) - b.「TCP」を選択します。
- c.認証方式は「Digest」を選択します。
- d.ユーザー名/パスワードを入力します((SwitchBotアプリで作成したカメラアカウント情報)。
- e.SSLの検証を選択します。
6. 追加が完了すると、Home Assistant はカメラのを自動的に検出します。(動体検知とパンチルト操作はSwitchBotカメラPlusシリーズ製品にのみ対応)
オプション2:RTSPプロトコルのみを使用する(例:VLC)
7. VLC メディアプレーヤーを開き、「メディア」→「ネットワークストリームを開く」を選択します。
8. SwitchBot カメラの URL を入力します。
9. SwitchBot カメラのライブストリーム URL の形式は以下の通りです。
rtsp://[ユーザー名]:[パスワード]@[IPアドレス]:[ポート]/[ストリームパス]
例:
メインストリーム(HD):
rtsp://admin:123456@192.168.1.100:554/live0
HD:
rtsp://admin:123456@192.168.1.100:554/live0
SD:
rtsp://admin:123456@192.168.1.100:554/live1
よくある質問
1. 接続に失敗しました。どうすればいいですか?
- IPアドレスやポートにアクセス可能であることをご確認ください。
- カメラのユーザー名とパスワードが正しいか確認してください。
- カメラのファイアウォール設定やVPNを無効にしてください。
- SwitchBotアプリで「カメラのアカウント」を一度OFFにしてからONにしてください。
- SwitchBotアプリでユーザー名とパスワードを再設定し、サードパーティプラットフォーム上のデバイスを削除したうえで、再度追加してください。
2. サードパーティプラットフォームで映像が遅延したりラグが発生するのはなぜですか?
リアルタイム映像では通常、1~2秒の遅延が発生することがあります。
読み込み時間が長い場合は、RTSPのストリームパスを live0(メインストリーム)から live1(サブストリーム)に変更してご利用ください。
3. SwitchBotカメラでRTSP/ONVIF接続に使用されるポートは何ですか?
- ONVIFサービス用ポート:220
- RTSPサービス用ポート:554
4. サードパーティのプラットフォームでデバイスが認識されません。どうすればいいですか?
- カメラのファームウェア、SwitchBotアプリ、サードパーティプラットフォームが最新バージョンであることを確認してください。
- 上記を確認しても接続できない場合は、SwitchBoサポートセンターにご連絡ください。
- ※カメラのモデル名とサードパーティープラットフォームのデバイスのログ情報をご用意いただくと、スムーズに解決できます。
コメント
0件のコメント
サインインしてコメントを残してください。